エストニアのSSW、マリ・カルクンのサード!エストニアの伝統音楽を踏まえた素朴で美しいフォーク・ミュージック!
イイですね!エストニアのSSW、マリ・カルクンのサード・アルバム!前作、前々作同様、エストニアの伝統音楽を踏まえた素朴で美しいフォーク・ミュージックという作風に変わりはありませんが、今作ではバンド編成で制作したことで、より広がりが感じられる作品に仕上がっています!ドラム&パーカッションとダブル・ベース、ツィターに通じるエストニアの民族楽器 カンテレ、そしてボーカルといった編成で、アシッド・フォークにも通じる繊細で物憂げな楽曲や、トラッドのような朴訥とした力強いメロディが映える楽曲、メロディの反復を活かしたミニマル特有の高揚感をも感じさせる楽曲など、幅と奥行きを感じさせる素晴らしい内容となっていますよ!神話を想起させる幻想的な雰囲気が全編に漂っている辺りも◎!充実作です!大推薦!!