アヴァン・トイポップの巨匠、パスカル・コムラードが、カタルーニャの音楽をモチーフに制作した作品!
様々なトイ楽器を駆使して、童話のような可愛らしさや不気味さを産み出すパスカル・コムラードの2014年作!本作は、2003年の『Musica Pop - Danses de Catalunya Nord』の続編的アルバムで、スペインはカタルーニャ地方の音楽を再構成した作品です!トイ楽器のストレンジな響きを活かしたポップなアンサンブルからは、小気味よい幸福感と、何とも言えぬ寂寥感を同時に感じさせてくれるような良さがありますね!なんでもパスカル・コムラードは、1970年代にカタルーニャ地方の州都バルセロナに住み、ルイス・リャック、マリア・デル・マール・ボネット、トティ・ソレール等と交流を持ったという経緯もあり、カタルーニャへの愛着は人一倍強いとのこと。カタルーニャの音楽がモチーフになっているためか、お伽噺のような世界観に加えて、哀愁的情緒も感じられる充実の1枚です!オススメ!!