舞踏と頌歌！ハンガリー、ギリシャ、トルコ、ルーマニア等々、オルタナ経由の東欧/バルカン民族音楽！
傑作！Beirutやキャレキシコなどとも交流の深い、Jeremy Barns(ex-Neutral Milk Hotel、Bablicon)とヴァイオリニストのHeather TrostによるユニットA Hawk And A Hacksawの2013年作！ハンガリー、ギリシャ、トルコ、ルーマニアという、東欧～バルカン周辺の民族音楽に根差したサウンドを探究し続けてきた、彼らの集大成とも思えるような素晴らしい作品に仕上がっています！華やかな舞踏を髣髴させるトラッド的なダンスミュージックや、ヨーロッパ的な頌歌を髣髴させる崇高な歌等、東欧/バルカン民族音楽を、彼らなりの解釈で読み替えたような視点が感じられますね！躍動するアコーディオンやヴァイオリン、そして、大胆なリズム・アレンジが心地良く響きますよ！それから、本作は、アルメニア人映画監督セルゲイ・パラジャーノフの「Shadows of Forgotten Ancestors（忘れられた祖先の影）」からインスパイアされたらしく、どことなく西アジア～中央アジア辺りの音楽的なエッセンスが感じられる辺りも、非常に面白い所ですね！プロデューサーにはDeerhoofのJohn Dieterichが参加！オルタナ経由の東欧/バルカン民族音楽！大推薦！最高！
