70年代のニュー・ロックの発掘盤!“カントリーミュージックのミュータント”!
素晴らしいですね!Flower Travellin'Band、Speed Glue & Shinki等と同時代、70年代のニュー・ロックの発掘盤!1974年にリリースされた、北海道のバンド“The 8th Likely Faces”の自費制作盤が、“Antonio Smith”や“河名伸江”、“Mick Stevens”等をリイシューしたBranco Labelからの再発です!カントリーミュージックを下地に、サイケデリックな風合いを取り込み独特のニュアンスを出すことに成功していますね!流麗なアルペジオやスチールギターを駆使したりと、いわゆるカントリー的なアプローチを随所に見せていますが、カラッとした牧歌的な風情というよりも、影を感じさせながら湿り気のある情緒を滲ませている辺りに、このバンドの強い個性を感じます!プレスリリースには“カントリーミュージックのミュータント”とありましたが、正に!音色のニュアンスにも、絶妙なモノがありますね!オススメ!!