ルーベン・ラダによる、スピネッタやマテオなど、ウルグアイとアルゼンチンの音楽家を取り上げたカバー集!
イイです!60年代にエドゥアルド・マテオとともに活動していたバンド、エル・キントやトーテムといったグループで活動してきたウルグアイの伝説、ルーベン・ラダが、スピネッタやチャーリー・ガルシア、エドゥアルド・マテオ、フィト・パエズ、ウーゴ・ファットルーソ、など、ウルグアイとアルゼンチンの音楽家の曲をカバーしたという傑作!レイド・バックしたロックのような円熟した佇まいと、ジャズやロックを扱っても、滲み出てくるウルグアイ的な感覚が、強烈なオリジナリティを伴って発露されています!全編を貫くパーカッシブなリズムと、リリカルでノスタルジックなメロディが、とにかく素晴らしく沁みてきますよ!一時期の彼の作品が持っていたユーモラスな感覚は感じられませんが、純粋に優れたポップ・ミュージックとして楽しめます!リリカルなメロディが印象的な”試聴1”、解放的でスワンプな雰囲気が心地良い”試聴2”、ともに名曲です!オススメ!