ユダヤ系ピアニスト、モーリス・エル・メディオニ！アラブ音楽にラテンが加わった傑作！
最高！！アルジェリアの大衆音楽ライ、クレズマー、ジャズなどが混ざりあった見事なピアノを聴かせてくれるアルジェリアはオラン生まれのユダヤ系ピアニスト、モーリス・エル・メディオニが、パリのジュダイスム歴史芸術博物館で行ったコンサートの模様を収めた2枚組のライヴ盤です！モーリス・エル・メディオニは9歳からピアノを弾き始め、当時の植民地宗主国フランスのポピュラー音楽やジャズ、ラテン音楽、ライ等に親しみ、その後、ユダヤ・アラブ歌謡およびシャービのスターたちのピアニストも務めたという経歴の持ち主！近年でもマーク・リボー、ジョン・ゾーン等との交流でも知られる打楽器奏者、Roberto Juan Rodriguezとの共作盤を制作したりと、様々な活躍を続けている訳ですが、本作は、そんなモーリス・エル・メディオニのピアノに、ドラム、ダラブッカの２人が加わったトリオ編成による演奏が堪能できる傑作です！アラブ音楽にラテンが加わったスタイルからがとにかく格好良く、アラブ/ラテン音楽は勿論ですが、あらゆるピアノ音楽が好きな人にも強くオススメできる内容ですね！濃厚で軽やかなピアノは勿論ですが、味わい深い歌声も◎！アフロ・キューバンやクレズマーが好きな人も是非！大推薦！！
