Dolphins Into The Futureがフィニス・アフリカエの『Amazonia』を素材に制作した傑作!
格好イイですね!Dolphins Into The Future ことリーヴォン・マーティンス・モアーナがフィニス・アフリカエの熱帯雨林バレアリック傑作『Amazonia』を素材にして制作したソロ・アルバム!サンプリング/フィールド録音/シンセサイザーで架空のアマゾンを表現した密林アンビエントの傑作です!
本作は『Amazonia』の音とフィールド録音を小さなピースに切り刻み、電子音を加え、それをモザイク画にように貼付けて制作!高い編集/コラージュ能力を存分に発揮した高密度/高濃度で描くアンビエント的グルーヴが心地よい1曲目から最高ですね!管楽器とハープ、儀式のような演奏、ノイズ交じりのモノローグなどが挟み込まれていますが、その全てがこの世のモノとは思えないような幻想性を孕んでいて◎!はなかい叙情性をも感じさせてくれますよ!南国の風景を涼しげに描いた2曲目、電子音/現代音楽的なアプローチを強めた3曲目、どれも素晴らしいです!副題に湯浅譲二、武満徹、アイヴスへのデディケーションがあるのも納得の充実作です!オススメ!!