滅茶苦茶イイです!アルゼンチンのエミリオ・アロによるクラン・カイマンの24年作!空想的民族音楽の傑作です!
滅茶苦茶イイです!音響派以降のフォルクローレ的な感覚をオーガニックかつサイケデリックに展開するアルゼンチンの音楽家、エミリオ・アロが “架空の部族の奏でる音楽を空想する”をコンセプトに結成した5重奏楽団 “クラン・カイマン”の2024年作!カリンバを改造したカリンバフォンという名の自作楽器を軸にラップスティール、バリトン・ギター、パーカッション、エレクトリック・ギター、ベース等で繰り広げられるアンサンブルが今作でも最高にイイですね!トイポップやアンビエントを塗したエキゾチシズムが横溢していく感覚をベースに、ラテンとレゲエ/ダブが交錯したり、ミニマリスティックなリズムに寓話的なムードが現れたりと、聴き所は満載です!音に対する細やかな感性が隅々まで行き渡っていて、クラン・カイマンならではの音色、リズム、サウンド・ヴィジョンの素晴らしさを堪能出来ますよ!夜に花開くサイケデリアをイメージさせるような中毒性に満ちたデカダンスな魅力も◎!それから、今作でも初のボーカル曲も収録されています!ときにヒプノティックでもあるような独特のグルーヴに貫かれた空想的民族音楽の傑作です!アルゼンチンや南米の音楽好きは勿論ですが、ハイラマズ、VIDEOTAPEMUSIC、マーティン・デニー、SUGAI KENらが好きな人も是非聴いてみて下さい!コチラとコチラもあわせて是非!大推薦!
LPはこちら