滅茶苦茶イイです!ティム・ホジキンソンとカムラアツコによるコラボ作!徹底的に研ぎ澄まされた音と言葉が◎!
滅茶苦茶イイです!ヘンリー・カウをはじめ数々の音楽プロジェクトを遂行してきたティム・ホジキンソンと、水玉消防団やフランク・チキンズ等で活躍したカムラアツコによるコラボ作!本作はカムラとホジキンソンが日本語と英語で吟じ詠う俳句を、ホジキンソンが作曲した音楽の枠に収め、多彩で変化に富んだ器楽音響集合体へと“拡張”を試みた超意欲作となっております!クラリネット、フレンチ・ホルン、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ、 アコースティック・ギター、そして声で展開されていくわけですが、俳句、英語、日本語、音、それぞれの意味と音が多面的で重層的に響きあうようなアヴァンギャルドな美しさがたまりません!現代音楽、フリージャズ、ドローン、プログレ、ポストパンク、ミニマルなどを想起させるサウンドが、37の俳句を連ねた大きなが流れの中で目まぐるしく展開していく様子にも圧倒されてしまいますよ!徹底的に研ぎ澄まされた音と言葉による極上のアヴァンポップのようにも聴こえてきますね!神秘的にも儀式的にも思えてくる瞬間も多々訪れて◎!いずれにせよ、切れ味も叙情も孕んだ声の重ね方も含めて音と言葉のアンサンブルが歪にも端正にも響く傑作です!本作の成り立ちを綴ったホジキンソンの解説も必読!最高に素晴らしいです!ダウンロード付きです!大推薦!
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