Joao BoscoやCaetano Veloso等のブラジル音楽をフューチャーした、豊かなカンドンベ・ジャズ!
南米ウルグアイの鍵盤奏者のウーゴ・ファットルーソによるプロジェクト、レイ・タンボールの2014年作!古くはLos ShakersやOPAとしての活動、それから、Milton Nascimento、Toninho Horta、Hermeto Pascoalなどとの共演、そして、近年でもヤヒロトモヒロとのデュオ、ドス・オリエンタレスやソロ作などと“生きる伝説”と呼ぶのに相応しい数々のキャリアを積んできた訳ですが、本作もやはり素晴らしい演奏を聴かせてくれます!レイ・タンボールはウルグアイ伝統カーニバル音楽のカンドンベをフィーチャーしたプロジェクトで、『エモティーボ』や『プーロ・センティミエント』といった人気作を既にリリースしておりますが、本作は、タイトル通り“ブラジル”をフューチャーした作品で、Joao BoscoやCaetano Veloso等のブラジル音楽をカバーしています!土着的で活き活きとしたリズムを産み出す若手3人によるタンボール(太鼓)と、ウーゴの優雅なピアノ、そして時折シンセ(独特!)を交えながら展開されていく世界は絶妙な心地良さがありますね!芳醇な香りのする豊かなカンドンベ・ジャズ!オススメ!!