民族音楽の香りのするアンサンブルを優れた音響感覚でとらえた、フランス人女性シンガーによる傑作!
こちらも傑作!!前作も素晴らしかったフランス人女性シンガー、Leonore Boulangerの2013年作!本作もワールド・ミュージックの香りを漂わせた、フォーキーなフランス産ポップソングを楽しめる極上の1枚となっています!ハルモニウム、サントゥール、イランやアゼルバイジャンで使われる弦楽器タールや、ブズーキ、アラブの打楽器ダルブッカ等を駆使したサウンドで、民族音楽の要素を随所に散りばめたアンサンブルからは、ミニマルでミニマムな楽曲を、より土着的に洗練させていくような試みが感じられます!優れた音響感覚で、優雅で気怠いLeonore Boulangerの歌声を捉えたサウンド・プロダクションも素晴らしいですね!作曲は、前作に続きJean-Daniel Bottaが担当!この2人には、ブリジット・フォンテーヌとアレスキを髣髴させるような魅力が感じられて◎!気配のように存在している、仄かなサイケデリックな質感もイイですよ!素晴らしいです!大推薦!!