アイダにまつわるアレコレがギッシリ。しかも付録CDは録り下ろしで11曲！
最高の1冊！示唆に富んだ様々なインタビューや評論、そして、限りなく完璧に近い丁寧なディスコグラフィ。とにかく作り手の愛情がギッシリと詰まった素晴らしい本に仕上がっています。そして、音楽好きにはたまらないのがアイダの選んだ299枚のレコード。ここにはフォークやジャズや前衛音楽やソウルなどが縦横無尽に並べられており、「あ～コレも！」って感じでジャケットを眺めているだけで楽しくてしょうがなくなってきてしまいます。如何にアイダが音楽の大きな広野を視野に入れて活動しているかがよ～く分かって、なんだか妙な納得感にも襲われますしね。そして、何よりも1つのバンドを愛する人達の手によって1冊の本が生まれる。いやぁ～、コレってホント素晴らしいことですよね。そして、この愛に応えるかのごとく、録り下ろされた11曲入りのCDも言うまでもなく素晴らしいのです！是非～！
【内容】インタビュー／アーティクル■アイダを取りまくヒストリー／消えた24分と残された44分：アイダとの会見記（エリザベス・ミッチェル、ダニエル・リトルトン、ジーン・クック）／カーラ・シックリー／ミギー・リトルトン／ふたりそれぞれのビッグ・ディール／アイダのフライヤー／アイダの素レコード（299枚）／アイダ登場時のＵＳインディー回想録／ジェニー・トゥーミーのインタビューを通して／タラ・ジェイン・オニール／アイダを取り巻く８つのバンドとふたりのシンガー／フォークとアバンギャルドの結び目／アイダの秘密プライベート・スタジオ／最高のカバー・バンドとしてのアイダ／ウォーン・デフィーバー（ヒズ・ネイム・イズ・アライヴ）／マイケル・ハーレー／子どもと文化／妊娠相談室：リズに訊けの巻／新しい歌声を乗せて手渡していく、ということ／「saitocno」が選ぶ世界の絵本／アイダのレコード 寄稿者■中西良之／ブライアン・セルズニック／富田和樹（windbell）／ジョディ・ボナーノ（シークレット・スターズ）／ジェフ・ファリーナ（カラテ他）／マイケル・ハーレー／パット・グラハム
