摩訶不思議でポップな電子音楽としても機能できる耳で聴く紙芝居、もしくは音楽と一体となった朗読劇！
これは面白いです！マヘル・シャラル・ハッシュ・バズへの参加でも知られるギタリスト、川手直人の作品！ラグタイムやカントリー・ブルースを想起させるアコースティック・ギター演奏を行ってきた川手直人が、本作で取り組んだのは何と「ストーリー・ソング・ライティング」銘打って展開される、耳で聴く紙芝居、もしくは音楽と一体となった朗読劇！チープな音色で鳴らされるリズムやエレクトロニクスを、SF的に、そして叙情的に響かせることで構築された音の舞台と、３者で繰り広げられる丁寧な朗読が組み合わさることで産み出された寓話的な世界には、絵本の中へと迷い込んでいくような心地良さがありますね！また、大胆な音色を配置した音楽も素晴らしく、摩訶不思議でポップな電子音楽としても機能できるような面白さがありますよ！子供用音楽で時折聴くことが出来るような、ダイナミックでポップでカラフルなサウンドが◎！ル・トン・ミテことマクラウド・ズィクミューズが参加！優しさと可愛らしさを軸に、ユーモアをも交えて展開される素晴らしい作品です！大推薦！！
