David Sheaの傑作リイシュー！アンビエント、エキゾチカ、サントラなど、多彩な音楽要素を取り込んだ意欲作！
イイです！アメリカ人作曲家、David Sheaが1995年にリリースした傑作“The Tower of Mirrors”が初LP化でリイシュー！本作はジョン・ゾーンのレーベルTzadikからリリースされた『Hsi-Yu Chi（西遊記）』と同時期に制作された作品で、アンビエント、ダンス・ミュージック、エキゾチカ、イージーリスニング、サントラ、現代音楽など、多彩な音楽要素を雑多に取り込んだかなりユニークな内容となっております！レス・バクスター、エスキヴェル、香港映画やボリウッド、それから仏教などからの影響を受けており、随所にアジア的な要素も入っていますね！サンプラー、ピアノ、チェロ、タブラ、トランペット、アナログ・シンセサイザー、パーカッション、親指ピアノ、プリペアド・ピアノ等、様々な楽器に彩られたサウンドは叙情的でエクスペリメンタルで、なおかつポップな魅力があって◎！“壮大なスケールを持ったサウンドにも思えるし、非常に断片的な楽曲の連なりのようにも思えてくる”、といった案配で良い意味で捉えどころがない作品ですね！また、サウンド・デザイン、コラージュのセンスに90年代の空気感を色濃く感じられる辺りも、今聴くと妙に面白いですよ！限定レッド・ヴァイナル仕様！オススメ！
