凄くイイです!エクスペリメンタルな作品で知られるクレア・ラウジーがSSW的なアプローチを取り入れた傑作!
凄くイイです!アンビエント、ドローン等の作品を残してきたLAを拠点に活動する音楽家、クレア・ラウジーがSSW的なアプローチを取り入れた2024年作!歌とギターを基調にしたインディー・フォークとミニマルやドローン、アンビエントといったエクスペリメンタルな要素が地続きで繋がっているような素晴らしい内容となっていますね!また、ヒップホップやR&Bから影響を受けたというオートチューンを使ったエフェクティブなボーカルを全面に押し出すことで、リリカルでエモーショナルな曲調にグッとモダンな質感が加わっていますよ!様々な音楽的なエレメンツを掛け合わせたというよりも、全てが始めからそこにあったかと思えてくるほどに自然に混じり合っているような豊かな音の佇まいも◎!高揚感と叙情性が絶え間なく訪れるベットルーム・ミュージックの傑作です!推薦コメントは佐々木敦(HEADZ)、解説は岡村詩野、つやちゃん!ボーナストラック2曲入りで、特典ポストカード付です!オススメ!
クレア・ラウジ―の最新作は、近年に点在していた豊かな潮流が出会い新たな潮目を生んだような、甘美な音を響かせる傑作だ。
恐らく『sentiment』は、2020年代のさまざまなインディシーンをつなぐ一枚として、今後あらゆる音楽家の指針となるのではないだろうか。
つやちゃん
メロディ、演奏、歌詞、音質(録音)、アレンジなど、どこをとってもクラフツマンシップに溢れているという側面と、一方でリスナーを一人として置いてきぼりにはしない、ある種のわかりやすさを持った包容力、そして歴史を継承し、さらには更新しようとする側面とを併せもったアルバム。
ポピュラー音楽は時として出現するこうした作品によって進化してきた。
岡村詩野
「emo ambient」の旗手にして歌姫、クレア・ラウジーが、驚くべきアルバムを提げて、遂に日本デビューを果たす。
風景と日常、響きと調べ、知性と情動、ポップ・ミュージックは、ここまでたどり着いた。
間違いなく本作は2024年最高の話題作になるだろう。
全感覚を押し拡げて聴いてほしい。
佐々木敦