70年代初頭のSSW作品!金延幸子の『み空』に勝るとも劣らない独自の世界観が魅力的な作品!
これは素晴らしい!70年代初頭に宅録をしていたSSW、河名伸江の10代の頃の作品を集めた自主制作盤『のぶえの海』の再発CD!70年代初頭の女性SSWといえば、荒井由実、金延幸子の『み空』、杏の『輝く明日はない』などが人気ですが、勝るとも劣らない独自の世界観がとても魅力的な作品です!音と歌には生々しいとも言えるような不思議な力が宿っていて、儚さや暖かさなどと、詩的な力強さが同居しているような良さがありますね!アシッド・フォークやシティ・ポップスの要素を孕んだフォーキーな楽曲を、瑞々しい歌でまとめ上げたような見事な一枚!シンプルな演奏と描きだしたい世界観が完全に融合しています!最高です!