ボーカル・グループ Shardsのデビュー作!声を軸にエレクトロニクスやパーカッションを加えて制作された傑作!
イイです!Nils Frahmの『All Melody』やMichael Priceの『Tender Symmetry』への参加やTerry Rileyとのコラボレーションでも知られる、シンガーで作曲家、プロデューサーのKieran Brunt率いるボーカル・グループ Shardsのファースト・アルバム!本作は、12人のメンバーにより幾重にも重ねられていく声を軸にエレクトロニクスやパーカッションを加えて制作された作品となります!いわゆるボーカル・グループの作品といった趣ではなく、より実験的な意味での声/音への探求が感じられるかなりユニークなサウンドとなっていますね!ミニマル・ミュージックのような高揚感や聖歌隊のような崇高さが、神々しさや不穏な美しさを醸し出しながら展開されていく様子からは、エクスペリメンタルな現代音楽のような格好良さがあり◎!部分的にはアーサー・ラッセルなどを想起させる魅力もありますよ!オルタナティブな感覚を活かしたボーカル・グループによる現代音楽といった佇まいが非常に面白いです!オススメ!
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