滅茶苦茶イイです！TEASIやわすれろ草、それから画家としての活動でも知られる松井一平と、竹村延和のChildisc、シカゴのThrill Jockey、Jim O’Rourke主宰のMoikai、そしてRvng Intlといった錚々たるレーベルからのリリースでも知られるアキツユコが2008年に制作した作品がＬＰリイシュー！夏を通して線路脇の古い日本家屋で録音されたという本作、オルガン、シンセサイザー、ギターのフィードバック、フィールド音などで構成された傑作となっております！少ない音数で展開されるサウンドには空間や間合い、時間など“場”を意識させるような力があり◎！音と音の隙間から暮らしが滲み出るような感覚からは広義のアンビエントやフィールド録音に通じる魅力も感じられますよ！ミニマルやアンビエント、フォーク、エクスペリメンタルな要素がありつつも、声高にジャンルを語ることのない繊細でささやかな魅力に満ちた小曲集！異端声楽家吉田ヤスシが4曲でゲスト参加！名作です！大推薦！