イイです！アルジェリアはカビール族のShamy El Bazと Karim Abdenourによるバンド“Les Abranis”の1973年から83年までの音源を集めたコンピレーション作品！ 1960代の半ば、弾圧から逃れパリで出会ったShamy El Bazと Karim Abdenourがカビーレのヴォーカルとメロディーを西洋のロックと融合させることを目指して結成した“Les Abranis”の多様な音源を楽しめる素晴らしい内容となっております！ガレージやサイケデリックなロックを起点にレゲエやディスコ・ファンク等々、音楽性を広げていったバンドのディスコグラフィーを包括的に捉えている辺りがとても嬉しいですね！反復を活かした民族音楽的な楽曲をロックのビートにのせたようなサウンドが滅茶苦茶格好イイですよ！西洋のロックにはない絶妙な風合いが生まれていて◎！それから、リズムマシーンを使った初期エレクトロニックな雰囲気を持った楽曲も収録されています！幅広いサウンドをカビーレの音楽で貫いたような傑作です！聴いていて凄く楽しいです！オススメ！

CDはこちら