滅茶苦茶イイです！秩父を拠点に活動を続けるギタリスト 笹久保伸とブラジルのクラリネット奏者／作曲家 ジョアナ・ケイロスによるデュオ作品！ギター、クラリネット、声で展開されていくわけですが、ジャズや現代音楽やフォルクローレなどが溶け合って、ただひたすら美しい音楽へと結実したような素晴らしい作品となっております！静謐さに貫かれたクラシカルな旋律を楽しめると同時に、どこか瞑想的/思索的ともとれるような音の佇まいも感じられて◎！日常に潜む薄らとした幻想性を垣間見るようなリリカルなサウンドが最高ですよ！また、音の響きから発露されていく叙情性や、音の粒が空間を循環していく様子にも魅了されてしまいますね！なんでも、笹久保伸が2022年夏に秩父の山村集落で呪術的・魔術的な風習儀式を目撃し記録したことが今作へのアイデアとなっているとのことです！刹那的な美しさが永続する大名盤！音の世界にどっぷりと浸かっていたいと思わせてくれる極上の1枚です！大推薦！

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