格好イイです！カマシ・ワシントン、マーク・ド・クライヴ・ロウ、デクスター・ストーリーらも所属するLAのアフロ・ジャズ・プロジェクト“エチオ・カリ”のメンバーである鍵盤奏者 Kibrom Birhaneの22年作！本作は幼少の頃から親しんでいたエチオピア正教の詠唱、本作でも使用されているクラール等のエチオピアの伝統楽器への精通、そして1970年代から現代までのエチオピア・ジャズの研究等々、これまでのKibrom Birhaneの音楽人生が反映された大充実作となっています！エチオピア音楽とスピリチュアル・ジャズを掛け合わせたようなサウンドが滅茶苦茶イイですね！ジャズ、ファンク、アフロ、ラテン、ソウルにエチオピア的な旋律や風合いが混じり合って独特の世界が展開されていますよ！日本民謡にもよく似たコブシを想起させるエチオピア的な旋律が随所で効いていて◎！ブラスをフィーチャーしたダイナミックなファンク、エチオピア音楽をコズミックでサイケデリックに仕上げたような楽曲、”エチオピークス”を土着性を損なわずに徹底的にモダンにしたような楽曲等々、聴き所は満載！心地良いグルーヴを密度の高い素晴らしい演奏で堪能出来る極上盤です！大推薦！

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