イイです！柳家小春との共作盤も素晴らしかったテニスコーツ、単独作品としては傑作『ときのうた』以来の4年ぶりとなる2015年作！沢山のアイデアや凝ったアレンジを随所で聴かせつつ、その全てをシンプルに心に沁みる楽曲として鮮やかに響かせるテニスコーツの素晴らしさは本作でも絶品！ソフトサイケでリリカルな楽曲や、反復を活かした楽曲、チープなリズムを使った楽曲、声の多重録音を巧みに活かした楽曲等々、様々な楽曲が並んでいますが、歌も演奏も2人の自然体な雰囲気から立ち上ってくるかのような魅力があり、鳴らされている音は強い説得力で満ちていますね！トローンボーン奏者のゲスト参加（素晴らしいです！）を除く演奏、録音、ミックスをほぼテニスコーツの2人のみでの制作し、マスタリングを宇都宮泰が担当！grimのカバーを含む全10曲です！やはりテニスコーツには独特の質感がありますね！大推薦です！！

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