素晴らしいです！ドラマーとしてジャズやフォホーを演奏し、ブラジルの民間伝承を学び、サーカスや演劇、テレビのスコアを手掛けていたJoao de Brucoと、同じくドラマーとしてキャリアをスタートさせ、映画、ビデオ、電子音楽の作曲を学んだのちに、カンドンブレ等のブラジルのフォークロアを研究していたというR.H. Jacksonが1989年にリリースした人気作がリイシュー！ブラジリアン・パーカッションにエレクトロニクスを加えたポップでエクスペリメンタルなサウンドが滅茶苦茶イイですね！パーカッションやアコーディオン、シンセサイザー、サンプラーなどに加えて水を入れた花瓶、ベルやビー玉、マグカップなどのオブジェやおもちゃのクラリネットなどで展開されるサウンドは奇妙な面白さと絶妙なポップ・フィーリングに貫かれた格好良さがありますよ！土着的で儀式的なリズムと擬音的なボーカルが印象的な作品で、ミニマル・ミュージックや現代音楽、電子音作品などの要素も混淆された傑作となっています！今回の再発に際して2曲ボーナス・トラックが付いています！それから、ブラジルのサイケ/エクスペリメンタル音楽のガイドブック『LINDO SONHO DELIRANTE』の監修者であるベント・アラウージョによる解説も掲載されています！オススメ！