素晴らしいです！モンゴルの伝統的民謡 “オルティンドー”にジャズとフォークを融合させたサウンドが人気のモンゴル出身でドイツのミュンヘン在住のSSW、エンジの2023年作！ミュンヘンのジャズ・クインテット、フェイザーのポール・ブランドルのギター、モンゴル人音楽家 ムングントフ・ツォルモンバヤル（Munguntovch Tsolmonbayar）のコントラバス、そしてヴォーカルというトリオに加えて、本作ではブラジル出身のドラマー、マリア・ポルトガルと、クラリネット奏者、ジョアナ・ケイロスが参加したクインテット編成によって展開されております！しやなかでゆったりと、素朴で大陸的な風情をも滲ませた歌と、親密な空気感を漂わせたエレガントでスリリングな演奏がとてもイイですね！仄暗いリリカルなムードを孕んだ楽曲が、モダンな演奏にのって心地良く響いてきますよ！それから、オルティンドー、ジャズ、フォークに加えて、クラシカルにもサイケデリックにも感じられる瞬間も多々訪れて◎！あらゆる面でバランス感覚が絶妙な傑作です！オススメ！