傑作、嬉しいCDリイシュー！1970年代からジャズ・シーンで活躍、そして近年は菊地成孔との活動で新たな境地を切り開いていたベーシスト、濱瀬元彦が1988年に制作した『Notes of Forestry (樹木の音階)』！本作は東京・表参道のスパイラル／ワコール・アート・センターのレーベル部門「Newsic」からリリースされていた、ニューエイジ/アンビエントの金字塔として名高い作品ですね！共同プロデューサーに尾島由郎、ピアノに柴野さつき、パーカッションに山口恭範を迎えたサウンドはジャズ/フュージョン、現代音楽的な要素も存分に感じられて◎！しなやかなエレクトロニクス、音響グルーヴを揺さぶるようなベース、ミニマリスティックなピアノ等々、精緻で大胆なアンサンブルが未知の世界へと誘ってくれますよ！ライヒ的なミニマリズムに淡い叙情と詩情が滲む傑作です！オススメ！