これは最高！映画『山谷、やられたらやりかえせ』のために1985年に“蠱的態”が制作したサウンドトラックが遂にＣＤ化！これまでカセットテープのみでの販売となっておりましたが、デジタルリマスターを施した形でのＣＤ化となりました！“蠱的態”には大熊亘、篠田昌已を中心に中崎博王、中尾勘二、西村卓也、高田洋介、木村真哉、風巻隆らが参加！つまりＡ-MUSIK、シェシズ、風狂舎、マヘル・シャラル・ハッシュ・バズ、ルナパーク・アンサンブルの混成ユニットともいえるメンバー構成となっております！ブラス・アンサンブルと声を主体にした即興演奏で展開されていく演奏が滅茶苦茶格好イイですね！荒涼とした重たいウネリを孕んだブラス・アンサンブルが寂寥感と高揚感を運んでくる様子が◎！極上の名演を堪能出来ますよ！「同志は倒れぬ」を取り上げているからというわけではありませんが、全体を貫く葬送歌のような物悲しい叙情性と、ジャズの過激さが同居しているサウンドがとにかく絶品です！上記のバンドは勿論ですが、コンポステラやシカラムータが好きな人も是非聴いてみてください！ライナーは平井玄！本当に素晴らしいですよ！大推薦です！

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