デヴェンドラ・バンハートへ多大な影響を与えたことでも知られるアンディ・キャビック率いるヴェティヴァーの2015年作！AORやシティ・ポップ、ネオアコまでをも想起させる爽やかな世界観で貫かれた本作、2004年のデビュー作がフリー・フォークの傑作と位置付けられたことを考えると、随分と遠くの地点へと流れ着いたような印象を与えてくれる作品に仕上がっていますね！とはいえ、アンディ・キャビックのソング・ライティングの妙に変わりはなく、キャリアの中で最もポップな意匠をこらした音像となっていながらも、過剰にキャッチ―になることは拒否しているかのような、アンディならではの絶妙なポップ・フィーリングを楽しめる楽曲が並んでいますよ！DJとしても活躍するアンディ・キャビックの幅広い音楽性を背景に感じさせてくれる極上のポップ・ミュージック集です！それから、こちらの日本盤には、2012年に行われたデヴェンドラ・バンハートとの来日公演時の音源を含むボーナストラックが3曲収録されています！プロデュースは、トム・モナハン！デヴェンドラ・バンハート、ファーマー・デイヴ・シェア、バート・ダヴェンポート、ニール・カサールなどが参加しています！大推薦！！