最高！！当店大人気の女性SSW、ジョセフィン・フォスターがスペイン人ギタリスト、ヴィクトール・エレーロと彼の弟、ホセ・ルイス・エレーロ、それからアンダルシアで彼らが出会った日本人管楽器奏者のTAKU、イベリア半島の北部、アストゥリアス州のアーティスト、ロレーナ・アルヴァレスと組んだ楽団“メンドルゴ”のファースト！

スペイン南部の街カディスにあるマリア・ルイーザの家に4トラックのカセットレコーダーを持ち込んで制作されたという本作、彼女たちにとってフェデリコ・ガルシア・ロルカが採譜したスペイン民謡に取り組んだ作品の系譜に連なるようなフォーク/フォルクローレ・フィーリングに満ちた大傑作となっています！ポルトガル・ギターやチャランゴ、フルートやクラリネット、親指ピアノ、ハープなどで繰り広げるアンサンブルには異国のストリート楽団的な風情が感じられて◎！狂騒的で叙情的、陽気で粋、そして時にホロ苦い情感までも伝えてくれる歌と演奏には、ジョナサン・リッチマンやカエターノ・ヴェローゾ、さらにはビオレータ・パラ、ルスミラ・カルピオ等と一緒に楽しみたくなるような歌心から滲み出る詩情がギッシリと詰まっています！軽やかに根源的な歌へと向かう佇まいが最高に格好イイですね！また、“スペインで地に足をつけた生活から生まれた楽曲”とジョセフィン自身が語るように、土地の匂いまでもが運んでくるような音の風合いも◎！全曲自作曲、スペイン語による歌唱！そして、こちらの日本盤にはボーナストラックが付いています！終始軽みを帯びて展開される、風通しの良いフォーク/フォルクローレ・フィーリングが心地良く身体に馴染む大充実作です！最高ですよ！大推薦！！