1956年-70年のアンゴラ音楽をコンパイル!アフロビートの中にファド~ブラジル音楽の詩情!
アフリカ南西部に位置するアンゴラの20世紀後半の音楽年代記“アンゴラ”シリーズが復刻!今作は、1956年-1970年の作品をコンパイルした音源集です!アンゴラは75年に独立するまで、ポルトガル領だったいうこともあり、ハイライフやアフロビートのようなカラッとしたサウンドだけではなく、ポルトガルの大衆歌謡:ファドのような哀愁感、ブラジル音楽のような郷愁感を漂わせる曲もあり、音楽の中にポルトガル文化の影響が色濃く残っているのが非常に特徴的です!本作は72-年-73年の音源集、1974年―1978年の音源集と比べると、よりプリミティブな魅力がありますね!とは言っても、アンゴラ音楽の殆どの要素はこの時期に完全に確立されているので、音楽としての旨味も充分にコンパイルされていますよ!親しみやすいメロディとパーカッシブなリズムが心地良い傑作!オススメ!