ウルグアイの音楽家ルイス・トロチョン!フォルクローレの情感を孕んだミニマルで前衛的な佇まいが◎!
かなり格好イイです!1956年生まれのウルグアイのミュージシャンで、舞台関係の仕事でも知られているというルイス・トロチョン!彼がリリースした『バルブーチャス』(1979年作)、『カント、プーニョ・イ・レトラ』(1983年作)、『モビミエント』(1985年作)という3枚のアルバムをCD2枚に収めたリイシュー盤です!Disc1は『バルブーチャス』と『カント、プーニョ・イ・レトラ』を収録!自作曲を中心に、ベネズエラの伝承曲やビオレータ・パラの楽曲を交えて展開していくわけですが、サウンド自体にかなりユニークな魅力があります!フォルクローレの情感を孕みながらも、演奏自体にはミニマルで前衛的な要素が散見出来て、全体の佇まいからとても”粋”な風情が伝わってきますよ!音数の少ないギターと優しい歌声が叙情的な静けさをまとっているようで◎!ギターと歌による楽曲が多いですが、カントンベ・ファンクのような楽曲も非常に面白いですね!Disc2に収録された『モビミエント』は無伴奏による歌唱作品!味わい深い歌唱に、静けさを強調するようなコーラスとフィールド録音が合わさった魅力的な内容です!大推薦!!