素晴らしいです！アルトゥール・ヴェロカイやジルベルト・ジルの作品への参加や、バルカロラ、オーパといったウルグアイ音楽史を代表するバンドでの活動でも知られるブラジル人女性シンガー、マリア・ヂ・ファチマが1981年に発表した傑作がLPリイシュー！本作はマリア・ヂ・ファチマが残した唯一の作品で、当時の公私におけるパートナーでもあるウーゴ・ファトルーソらとウルグアイで制作した作品となります！自身の楽曲にアリ・バホーゾ、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、ミルトン・ナシメントらの楽曲を取り上げて展開されていくわけですが、ボサノヴァ/ブラジル音楽的なフィーリングにカンドンベなどを交えたサウンドがとてもイイですね！ロウファイな音から発露されていくサイケデリックな風合いや、良い塩梅で作品を彩るスペーシーなシンセサイザーが独特の雰囲気を醸し出していますよ！ブラジルやウルグアイの音楽が好きな人は勿論ですが、アシッド・フォークやソフト・サイケデリックな音楽が好きな人も是非聴いてみてください！12ページのブックレット付です！大推薦！