イイです！米カリフォルニア州サンディエゴ出身の女性SSW、Lindsay Olsenによるソロ・プロジェクト” サラミ・ローズ・ジョー・ルイス”の2019年作！当店ではコチラの作品も大好評でしたが、本作も素晴らしいですね！「未来を空想した古い童話のような音楽」と評された世界観はそのままに、よりスケールアップすることで全体の音をスッキリさせた印象でしょうか！？シュギー・オーティスやハービー・ハンコック、レイモンド・スコットにステレオラブ諸作品をイメージの源泉にしたとのことですが、ジャズやレゲエ、ロック、ソウル、ヒップホップなどの要素を横溢させた甘美なロウファイ・ポップスは本作でも絶好調！ムード音楽やサントラ、モンド等をドリーミーでソフト・サイケデリックな感覚で塗したようなサウンドがたまりませんね！オクタヴィア・バトラーやジーン・ウルフといったサイファイ小説家からのインスパイアを受け、倫理に反した政府や企業のせいで腐敗した2080年のディストピアな地球を描いたとのこと！遊び心が感じられるサウンド・メイキングと甘美な歌/メロディに心が躍る傑作です！Flying Lotusが主宰するレーベル"Brainfeeder"からのリリースです！大推薦！

CDはこちら