素晴らしいです!キングストン出身のレゲエDJ兼プロデューサー、タッパー・ズーキーの1973年作!テンプテーションズの「Papa Was a Rolling Stone」のベースラインを引用した1曲目のタイトル・トラックから最高ですね!ベース、ドラム、ギターの絶妙な間合いのアンサンブルがとにかく絶品!音が醸し出すムードに何ともいえない格好良さを感じてしまいますよ!サーストン・ムーアのオールタイム・フェイヴァリット曲にも選ばれているのも納得の大名曲です!更にはスティーヴィー・ワンダーを引用した「I King Zukie」で聴くことの出来るソウルフルなボーカルも◎!随所で気の利いた歌と演奏を楽しめるルーツ・ロック・レゲエの名盤です!ちなみに、本作はプロデュースを手掛けたクレメント・ブシェイが勝手にリリースして、タッパー・ズーキー自身は1975年にロンドンで本作を発見して驚いたという逸話も知られていますね!それから、前述のサーストン・ムーアのみならずパティ・スミスもタッパー・ズーキーのファンであることも有名なので、ロックが好きな人も是非聴いてみてください!大推薦!