イイです！BegayerのメンバーでもあるLoup Ubertoの20年作！ヴァルター・ベンヤミン「経験と貧困」にインスパイアされたという本作、イタリア北部の歌、パーカッション、短波ラジオ、フィードバックなどを素材に制作された全12曲が収録されています！いわゆるノイズ、音響的ともいえるエクスペリメンタルな作品なのですが、随所にフックとなるような音、旋律があり、情感がうっすらと発露されていくような魅力がありますよ！生々しくもエレガントな佇まいが◎！ある意味とてもシンプルな作品なのですが、アルバム全体の流れも含めて妙に印象に残る作品です！オススメ！