素晴らしいです！ブラジルはミナスのギタリスト/音楽家、グスタヴォ・インファンチの傑作セカンドがCD化！2021年に自宅にてカセットテープ、オープンリール・レコーダー、マイクロカセットにて録音されたという本作、自身が多大な影響を受けたというドリヴァル・カイミやミルトン・ナシメントを彷彿させると同時に、ジョン・フェイヒィやジム・オルーク等のオルタナティブでエクスペリメンタルなギターミュージックを想起させる極上の1枚となっております！ ディレイやリバーブの深いエコーが全体を貫いているような独特の質感で、華麗なナイロン弦ギターと穏やかな歌がノスタルジックでリリカルに響いてくる様子が凄くイイですね！どこか異界的ともいえる時空の歪みから音が発せられているような佇まいも最高ですよ！エクスペリメンタルな視点が詩的でエレガントな感性と溶け合った傑作です！上記以外にもサム・ゲンデルやファビアーノ・ド・ナシメントが好きな人も是非聴いてみてください！それから、ちょっと毛色がちがうかもしれませんが、ドゥルッティ・コラムとベン・ワットが合わさったような印象も◎！原雅明によるライナーノーツ付きです！大推薦！