最高のピアノ作品！ブーレーズやシュトックハウゼンと比べても極めて個性的と言われるモートン・フェルドマンの素晴らしい曲をフェルドマン自身が全幅の信頼を寄せていたピアニスト、高橋アキの見事な演奏で聴ける大傑作！ジョン・ケージや抽象表現主義（ジャクソン・ポロック、フィリップ・ガストンやマーク・ロスコなど）から多大な影響を受け図形楽譜を考案したり、また、スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスとは違った独自のミニマリズムのあり方を提示したフェルドマンが80年代に到達した極度に洗練されたミニマル・ミュージック！時間軸が歪んでいくような不思議な感覚や瞑想的とも取れるような静謐な質感が素晴らしく、心地良い緊張感が延々と続く見事な仕上がりとなっています！高橋アキによる持続音を巧みに使った鍵盤捌きも本当に素晴らしいですね！フェルドマンを難解だと思い込んでいる人も是非とも聴いてみてください！長年の愛聴盤です！大推薦！！

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