最高！！当店、大人気の京都SSW 林拓の2015年作！甘美で猥雑なアシッド・フォークという意味では過去作の流れを汲んでいますが、あらゆる面で圧倒的にクオリティが上がった問答無用の最高傑作に仕上がっています！言葉の語感を活かした歌詞で綴られる粘着性の強いボーカルは本作でも絶好調！野性味を帯びた官能的な世界を、情緒的かつリズムックに描いていますね！それから、ガット・ギターを軸に、エレキ・ギター、シタール、チェロ、ボンゴ、シンセサイザーなどで彩りを加えた演奏も素晴らしく、アシッド・フォークという言葉では集約しきれない本作の多彩さと多面性を、滑らかに浮かび上がらせていますよ！濃厚でしなやか、強固で軽やかな風合いを伴ったサウンドが、絶妙な按配で心地よく刺激的に響いてきて◎！多くの民族音楽が持つ神秘と素朴が同居した美しさと、マーク・ボランやデヴェンドラ・バンハートにも通じる色気と退廃が交錯していく格好良さを内包した極上の1枚！サイケデリック/アシッド・フォークの持つ高揚感に加えて、ユパンキ等のフォルクローレ的な叙情も感じられますね！ディープに突き進むことでポップに反転させた捉え所のない圧倒的な美しさがとにかく魅力的です！風の又サニー、アナップルのシャラポア野口が参加！デザインはユリシーズ・デザイン・オフィス！大推薦！！