最高!Lucy Sissy Millerの24年作!カントリーやアメリカーナをアンビエントを通過した感性で表現した傑作!
凄くイイです!イギリスとフランスをルーツに持つSSW、Lucy Sissy Millerの2024年作!カントリー・ミュージックやアメリカーナをアンビエントを通過した感性で表現することをモチーフに制作された素晴らしい作品となっております!ヴァシティ・バニヤンのような可憐なアシッド・フォークとオートチューンを使った歪な歌/音響が同居したサウンドが滅茶苦茶格好イイですね!ローリー・アンダーソンやイモージェン・ヒープ、『ツイン・ピークス』、『パリ、テキサス』から影響を受けたとのことですが、曲毎に風景が変わっていくような幻想的で視覚性に富んだ絶妙な美しさ/リリシズムに魅了されてしまいますよ!それから、フィールド録音を交えながら仄かに聖歌やゴスペルを想起させるような神秘性も感じさせてくれます!音の細部まで感性が行き届いている感じも◎!エクスペリメンタルでモダンな感性が歌の繊細さを損なうことなく横溢していく極上のフォーク/音響作品です!大推薦!