「声」の人、タチアナ・パーハがアルメニア出身のピアニスト、ヴァルダン・オヴセピアンと組んだデュオ作品!
素晴らしいです!『Inteira』や『Aqui』等の自身名義の作品のみならず、アントニオ・ロウレイロ、アレシャンドリ・アンドレス等、南米新潮流のアーティストたちの数々の重要作に参加してきた「声」の人、タチアナ・パーハの2014年作!本作はアルメニア出身/LA在住のピアニスト・作編曲家ヴァルダン・オヴセピアンとの双頭名義となる、歌とピアノの完全デュオ作品となっております!クラッシックやジャズの境界を行き来するようなヴァルダンのピアノには歌伴を超えた独立した魅力があり、曲によってはピアノによるミニマリズムを想起させるような展開も聴かせてくれます!そして、甘くも清冽なピアノの音色と、凛とした柔らかさを持ったタチアナの歌声が合わさったアンサンブルには、静かなスリルが隠されているようで◎!ヴァルダン作によるスキャット曲を中心に、アレシャンドリ・アンドレスのカバーを含む全12曲!全体を貫く甘美な浮遊感に心地良く酔える傑作です!オススメ!!