素晴らしいです!極上の実験音楽集!ケージ、デイヴィッド・チュードア、一柳慧らによるコンサートの生録音!
素晴らしいです!極上の実験音楽を2曲収録した傑作音源集!人間の脳波を用いた最初の音楽作品として知られるアルヴィン・ルシエの「一人の演奏家のための音楽」を、60年代のジョン・ケージ一派が実演!この時期はケージとチュードアが電気的に増幅したパフォーマンスサウンドを開発していた只中であり、このホープ大学コンサートでも容赦のないアンプリファイド・パフォーマンス技法による爆音が放たれています!プレスリリースに“ケージ一派の電気的リアリゼーション技術が施された内容で、事情を知らなければ近隣の道路工事にしか聞こえない形而下意味不明音塊”とありましたが、正に!ちなみに、脳波の実演奏は名手チュードアが担当しています!プロト・インダストリアルな趣も◎!
そして、もう1曲は一柳慧の傑作「アピアランス」のマスターテープ音源です!一柳慧の「アピアランス」(1967年)は、かの『Source Magazine』誌上の巻頭で発表された当時の最新曲で、生演奏のエレクトロニクスとアコースティック楽器を混合した爆裂演奏!ケージも参加したこの演奏自体は、2006年にオメガポイントからリリースされたものと同一内容ですが、本作で使用したソーステープはマスターテープと考えられ、明らかにリニアリティが高く、音質が大幅に向上してます!また、2006年版にはない聴衆の反応も収録された長尺版となっていますよ!
本作は、オメガポイントとエム・レコードの合同リリース作品で、インサートにはオメガポイントによる序文(テープ発見の経緯を解説)、一柳慧の「アピアランス」2006年解説の再掲、ルシエ作品の研究家で生前より作家と交流のあったサウンドアーティスト佐藤実による解説が収録されています!そして、ジャケット図版は「一人の演奏家のための音楽」のセット図となります!いずれにせよ、音のフォルムや間合いなども含めエッジの効いた最高の実験音楽を楽しめる傑作です!オススメ!
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