見事です！カンタオーラ（女性フラメンコ歌手）、ロシオ・マルケスの2014年作！本作は、2人のプロデューサーを配置することで2つの側面を楽しめる作品となっていますね！フラメンコ研究者でもあるファウスティーノ・ヌニェスがプロデュースを手掛けた方は、ギター伴奏と歌のみで構成された古典的なフラメンコを堪能できます！ギターと歌の掛け合いが非常にイイですね！そして、シルビア・ペレス・クルースとの一連の仕事などでも注目されるレフリーことラウル・フェルナンデス・ミロが手掛けた方は、フラメンコを軸にエレクトリック・ギターやチャランゴ、ドラムス、サンプラーなどを駆使することで、オルタナティブな感性をも介在させた一味趣の違ったスパニッシュ・サウンドを堪能できます！声の重ね方やエレクトロニクスの使い方も絶妙で◎！クラッシック・モダンな装いで、フラメンコ/スペイン音楽的な陰影を感じさせてくれる傑作ですよ！紙ジャケ仕様で、32ページのブックレット付！オススメ！！