ウルグアイが誇る最高の音楽家エドゥアルド・マテオが、1987年にカセットで制作した『Mal Tiempo Sobre Alchemia』のCD化作品！本作は、80年代の作品ということもあり、『Mateo Solo Bein Se Lame』や『Mateo Y Trasante』と比べるとチープなエレクトロニクスなどが随所に目立つ作りとなっていますが、マテオの持っている幻想的な世界観の中ではそのチープさが心地よい浮遊感となって作用していますね！もちろん、心に沁みてくるような叙情的な歌とメロディも健在です！それから、パーカッシブかつ柔軟なリズム感覚は相変わらず見事で、ジャジーにフォーキーに展開される曲調と組み合わさることで、独特の質感が産み出されていますよ！マテオとともに素晴らしい歌声を聴かせてくれる女性シンガー、マリアナ・インゴールドの参加も◎！また、ボーナストラックとしてライブ音源が2曲収録！こちらはシンプルな弾き語りで、本編とはまた違ったマテオの素晴らしさを堪能できます！相変わらずの癖になる良さですね！大推薦！！